実は、Webサイトは公開直後こそ最も重要なフェーズです。
公開後のチェックを怠ると、「検索に表示されない」「フォームからの問い合わせが届かない」などの問題が発生し、せっかくのリニューアル投資が無駄になる可能性があります。
この記事では、サイトリニューアル後に必ず確認すべきチェックリストを、SEO・ユーザー体験・セキュリティ・運用体制の観点から徹底解説します。
Web担当者だけでなく、経営層や営業担当者も理解しておくことで、自社サイトを成約につなげるための強力な武器にできます。
CONTENTS
サイト公開後チェックの重要性
不動産会社のサイトは「会社の顔」であり、集客と成約に直結する重要な資産です。
公開後に問題が放置されると次のようなリスクがあります。
- 問い合わせの機会損失:「フォームが機能していなかった」「メールが届いていなかった」などの致命的なトラブル
- 検索順位の低迷:SEO対策が不十分で「地域名+不動産」で上位に表示されない
- 顧客の不信感:「スマホで見にくい」「物件情報が古い」と感じられ離脱される
- セキュリティ事故:SSL未対応や更新漏れで個人情報が危険に晒される
サイト公開後のチェックリストは「事故を防ぐ」だけでなく「成約に直結するサイトを作る」ために欠かせません。
チェックリスト① 基本動作確認
1. フォームの送信テスト
- 賃貸物件の問い合わせフォーム、資料請求フォーム、来店予約フォームなど、すべて実際に入力してテスト送信する。
- 担当者のメールに正しく届くか、ユーザー側に自動返信メールが送信されるかを確認。
2. 物件検索・閲覧機能
- 物件検索フォームで条件入力(家賃・エリア・間取り)をテスト。
- 検索結果が正しく表示されるか、詳細ページにアクセスできるか確認。
3. 内部リンクの動作
- メニューやフッターリンクが正しく遷移するかを確認。
- 「404エラーページ」が発生していないかをチェック。
4. 表示速度
- PageSpeed Insights(Google提供)などを利用して速度を測定。
- PC・スマホ両方で3秒以内に表示されるかが目安。
公開直後は「表示されるか」だけでなく「正しく動作しているか」「スピードは十分か」を必ずチェックしましょう。
チェックリスト② スマホ対応・ユーザー体験
不動産サイトのアクセスの 70%以上はスマホ経由 と言われています。スマホ対応は必須です。
1. スマホでの表示確認
- 物件一覧ページや詳細ページが横スクロールせずに表示できるか?
- ボタンやリンクがタップしやすい大きさか?
2. 写真・間取り図の最適化
- スマホで拡大せずに間取り図が見えるか?
- 写真が荒くないか、複数枚スムーズに切り替えられるか?
3. 電話番号リンク
- スマホからワンタップで発信できる「telリンク」が設定されているか?
スマホでの体験が不便だと、顧客はすぐに離脱します。必ず営業担当やスタッフにも実機でチェックしてもらうのがポイントです。
チェックリスト③ SEOと検索表示
サイト公開後、まず行うべきは「検索される準備が整っているか」の確認です。
1. インデックス確認
- Googleで「site:ドメイン名」で検索し、新サイトのページが検索結果に出るかを確認。
2. titleタグ・meta description
- ページごとに適切なタイトル(例:「◯◯市の賃貸|△△不動産」)が設定されているか?
- meta descriptionに「地域名+不動産」「物件情報」「来店予約」などの要素が入っているか?
3. XMLサイトマップ
- Search Consoleに新しいサイトマップを送信済みか?
4. 旧URLからのリダイレクト
- リニューアル前のページURLから、新しいURLに301リダイレクトされているか?
SEOは「すぐ効果が出ない」からこそ、公開直後の設定ミスが大きな損失を生みます。
チェックリスト④ セキュリティ・安定性
不動産サイトでは、顧客の氏名・電話番号・メールアドレスなど 個人情報 を取り扱います。公開後すぐにセキュリティの確認を怠ると、信用を失う大きなリスクになります。
1. SSL(https化)の確認
- URLが「https://」で始まっているか?
- ブラウザで「保護された通信」と表示されるか?
2. フォームの暗号化
- 問い合わせフォームや会員登録フォームがSSL対応になっているか?
- 入力情報が暗号化されて送信されているか?
3. サーバーとCMSの更新
- サーバー環境が最新バージョンか?
- CMS(WordPressなど)やプラグインがアップデートされているか?
4. バックアップ体制
- 毎日または定期的に自動バックアップが取れているか?
- 復旧手順を確認済みか?
サイト公開直後は「攻撃されやすいタイミング」です。セキュリティチェックは必須です。
チェックリスト⑤ コンテンツと更新体制
公開して終わりではなく、更新できる体制があるか も重要なチェックポイントです。
1. 物件情報更新のスピード
- 管理画面から即時に物件を登録・編集・削除できるか?
- 空室・満室の表示がリアルタイムで反映されるか?
2. お知らせ・ブログ機能
- 新着物件やイベント情報を簡単に更新できる仕組みがあるか?
- 更新頻度を担当者ベースで維持できるか?
3. 社内体制
- 誰が更新するか明確になっているか?
- 更新マニュアルが整備されているか?
4. 効果測定
- GoogleアナリティクスやSearch Consoleの設定は完了しているか?
- 問い合わせ数やアクセス数を定期的にチェックする仕組みがあるか?
「更新できないサイト」はすぐに劣化します。公開直後に「運用できる体制」があるかを必ず確認しましょう。
総合チェックリスト
- フォームは正しく動作しているか?
- 物件検索・詳細ページは正しく表示されるか?
- スマホで快適に見られるか?
- titleタグ・meta descriptionは最適化されているか?
- 旧URLから新URLへリダイレクトできているか?
- SSL対応とフォーム暗号化は万全か?
- サイトのバックアップは取れているか?
- 更新担当者とルールが決まっているか?
- 効果測定の仕組みがあるか?
このチェックをクリアすれば、「見栄えが良いだけのサイト」から「成果を生むサイト」 に進化します。
今後のトレンド
1. モバイルファーストの徹底
Googleはすでにモバイル版を基準に検索評価を行っています。今後はPCよりも「スマホでの快適さ」がさらに重要に。
2. 音声検索への対応
「OK Google、不動産会社 ◯◯市」など、音声検索の利用は増加傾向です。FAQページや自然な言い回しのテキストが求められます。
3. ページ体験(Core Web Vitals)
読み込み速度・インタラクティブ性・視覚の安定性といった指標が検索順位に影響するため、技術的な改善も継続的に必要です。
4. セキュリティ強化と法令順守
個人情報保護法の改正により、SSLや個人情報の取り扱いガイドラインはますます重要になります。
まとめ
不動産会社のWebサイトは「公開して終わり」ではなく、「公開直後のチェックと継続的な改善」が成果を左右します。
- フォームや検索機能が動作するか?
- スマホで快適に使えるか?
- SEOとリダイレクト設定は完了しているか?
- セキュリティと更新体制は万全か?
この確認を怠ると、せっかくの投資が「見られない・使われないサイト」になりかねません。 逆に、しっかりチェックして運用すれば「集客と成約を生み出す営業ツール」に成長します。
「自社サイトをリニューアルしたけれど、運用体制に不安がある」「公開後チェックを専門家に見てもらいたい」という不動産会社様は、ぜひ株式会社リグネットにご相談ください。専門家の視点で公開後の総合診断と運用改善をご提案いたします。

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